みずほ銀行カードローンの審査は甘い?厳しい?返済能力調査の内訳や審査で落ちる人の特徴

みずほ銀行カードローンで審査される返済能力の証明で必要な3要素

「みずほ銀行カードローンの審査は甘いの?」
「審査落ちを防ぐ方法が知りたい」

みずほ銀行のカードローンの申し込みを検討しているけれど、審査を通過できるか不安に感じていませんか。

結論...
みずほ銀行カードローンの審査は甘いとはいえません。

銀行系カードローンの審査は、返済能力の有無を慎重に確認しているからです。

言い換えれば、審査に通れば低金利で融資が受けられるという大きな利点があります。

銀行カードローンのメリット

1️⃣低金利
(銀行カードローンは消費者金融やクレジットカードのキャッシングと比べて金利が低い傾向)
2️⃣高額な融資が可能
(銀行によっては800万円や1,000万円といった高額の融資を受けられる可能性がある)
3️⃣使い道が自由
(原則、資金使途に制限がなく、旅行や買い物、冠婚葬祭などに自由に使用可能)

銀行カードローンの中には、支払う利息をさらに抑えて借りられるカードローンもあります。

住信SBIネット銀行は、条件を満たせば金利が最大年0.6%引き下げられるため、元々低金利である銀行カードローンの中でも更にお得に利用できます。

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※SBI証券口座保有登録済または、取扱い住宅ローン残高があるなら0.5%優遇、ミライノ カード(JCB)を保有し、引落口座に設定しているなら0.1%優遇
※ミライノカード(JCB)は、2023年11月30日で新規募集を停止しております。

また、みずほ銀行カードローンは審査時間が最短当日と明記されており、必要書類が比較的少ないため手軽に申込みが可能です。

みずほ銀行カードローンの必要書類等の詳細は、以下を確認してみてください。

みずほ銀行カードローンの基本情報

金利(実質年率) 年2.0%~14.0%
※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。
引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
利用限度額 10万円~800万円
借入可能なコンビニ セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート(イーネット)
最小返済額 2,000円~
審査時間 最短当日
返済期日 -
必要書類 本人確認書類(運転免許証など)
※仮審査の結果ご利用限度額が50万円超となった場合には、追加でご本人の年収が確認できる書類の提出が必要
※インターネットでお申込の場合は、仮審査の結果が50万円以下のご利用限度額でのご契約を希望の場合は不要
土日の借入 可能
※審査対応は平日9時~20時迄
パート・アルバイトの利用 -
専業主婦(夫)の利用 不可
学生の利用 可能
申込条件
  • 契約時、満20歳以上満66歳未満の方
  • 安定かつ継続した収入の見込める方
  • 保証会社の保証を受けられる方
  • 永住許可を受けている方(外国人の場合)

この記事では、みずほ銀行カードローンの審査難易度について解説します。

併せてみずほ銀行カードローンの審査に通過する人の特徴についてもご紹介していきます。

みずほ銀行カードローンを利用してみたい方は、申込前に是非参考にしてください。

この記事で分かること

  • みずほ銀行カードローンの審査は甘くない
  • 銀行カードローンは金利が低いので審査が慎重
  • 銀行カードローンの中にはさらに利息を抑えられるものもある
  • みずほ銀行カードローンは審査時間が最短当日・必要書類が比較的少ない!
  • 審査が不安なら審査通過率が公表されているレイク

目次

みずほ銀行カードローンの審査は甘くないので返済能力を証明しないと落ちる

みずほ銀行カードローンの審査は甘くないことについてまとめた画像結論、みずほ銀行カードローンの審査基準は銀行法に則っているため審査が厳しい傾向にあります。

銀行カードローンでは全国銀行協会による申し出を踏まえて、多重債務者の発生を抑制する目的で審査の厳格化が進みました。

貸付け審査にあたり、信用情報機関の情報等を活用するなどして、自行・他行カードローン、貸金業者の貸付けを勘案して返済能力等を確認するよう努める。
銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ

みずほ銀行カードローンも例外ではなく、他の銀行と同様に利用者の返済能力を詳細にチェックするため審査が厳しい傾向にあるのです。

しかし、申込み条件は以下の3点のみであり、申込み自体のハードルは比較的低めであるといえます。

みずほ銀行カードローンの申込条件

以下のすべての条件を満たす個人のお客さま
・ご契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方
・安定かつ継続した収入の見込める方
・保証会社の保証を受けられる方
※外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。
※審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます。

保証会社の保証が受けられるかどうかは、公式サイトから簡単に事前診断で確認できるため、不安な方は試してみてください。

審査が不安な方には、審査通過率を公表している大手消費者金融の利用がおすすめです。

銀行カードローンは一般的に審査通過率を公開していない一方で、大手消費者金融のほとんどは審査通過率を公開しており、申込数に対してどのくらい審査に通っているのかがわかります。

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非公開 年2.0%~14.0%※5 最短当日

注釈

※申込時間や審査状況によりご希望に添えない場合がございます。また、受付時間や一部金融機関の営業時間によっては、振り込みが翌営業日以降となる場合があります。
※1参照:アコムマンスリーレポート2023年3月期下期
※2:貸付利率はご契約額及びご利用残高に応じて異なります
※3:申込完了後最短15秒で審査結果表示
※4:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※5:住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
※6:SBI証券口座保有登録済または、取扱い住宅ローン残高があるなら0.5%優遇、ミライノ カード(JCB)を保有し、引落口座に設定しているなら0.1%優遇

銀行カードローンで金利を抑えて借りたい方は、下記それぞれの「事前診断」が便利なためぜひチェックしてみてください。

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みずほ銀行に返済能力を証明するのに3つの要素が必要

みずほ銀行に返済能力があることを証明するには、以下3点をクリアする必要があります。

  • 安定した継続収入があること
  • 過去の借り入れで長期の延滞などの事故を起こしていないこと
  • 収入に比べて、現在の借り入れ額が多過ぎではないこと

借り手を多重債務などのリスクから守るほか、貸倒れのリスクを未然に防ぐ必要があるためです。

無職などで収入が不安定ならば、当然返済能力があるとは認められません。

また過去にローンやクレジットの返済で長期的な遅延などをしていて信用情報に傷がある場合も同じです。

今後返済を続けていくうちに「また同じことを起こさないか」と不安視されます。

収入に比べ他社の借り入れが多い場合も、「今以上借金を重ねて、本当に返済できるのか」と返済能力を疑われるでしょう。

みずほ銀行カードローンの審査を通過する上で、上記3つは非常に重要なポイントです。

みずほ銀行カードローンの審査に通過できるか不安な方は、まずこの3つのポイントに関し自身は問題ないか考えてみるとよいでしょう。

みずほ銀行の口コミからわかる審査難易度!審査ゆるい・厳しいの実態を解説

みずほ銀行カードローンの審査難易度について、実際の利用者の口コミから見えてくる実態を解説します。

みずほ銀行カードローンの口コミの総評

・審査はゆるくはないが、特に問題がある人でなければ普通レベル
・カスタマーの対応が良い
・ATMの利便性が低い

多くの口コミから、みずほ銀行カードローンの審査は決して「ゆるい」とは言えないことがわかります。

また、消費者金融と比較すると審査は特に厳しい傾向にあります。

審査がゆるくない理由として、以下の2点が挙げられます。

・低金利での融資を提供しているため、返済能力の厳密な確認が必要
・過剰貸付を防ぐため、既存の借入状況を慎重に確認

実際の利用者の声を見ると、審査に通過した人の特徴として「安定した収入がある」「過去の返済履歴が良好である」「他社借入が少ない」などが挙げられています。

一方、審査に落ちた人の中には、「他社からの借入が多い」「クレジットカードの支払い遅延がある」などの事例が見られました。

ただし、みずほ銀行の既存顧客であれば、審査がやや有利になる可能性もあるようです。

総じて、みずほ銀行カードローンの審査は「ゆるい」とは言えませんが、条件を満たしていれば十分に通過できる可能性があります。

申し込む際は、自身の財務状況をしっかり確認し、返済計画を立てておくことが重要です。

次項からは、良い口コミ・悪い口コミそれぞれの内容と詳細について紹介します。

みずほ銀行カードローンの良い口コミを紹介!「審査ゆるい」は正確ではないが低金利で借入できた

良い口コミの中では、「カスタマーや営業マンが親切だった」「借入条件を担当の銀行員がわかりやすく説明してくれた」といった、スタッフの対応の良さに関する意見が特に多く見られました。

審査時間の速さを評価する声もあがっています。

男性 50歳~54歳
突然の出費が多く数百万借入しました。
ネットでの審査もまあまあスムーズでした。
若干メールでの対応が遅かった状況もありましたがカスタマーがしっかりとしており安心できました。
金利も良心的と言えるレベルで返済も自由にできるところに信頼性と便利さがあります。
他銀行のカードローンも利用しておりますがそちらよりも低金利で借り換えをしたい程です。
審査は特に問題のない方であれば普通レベルかと思います。

引用:Yahoo!ファイナンス「みずほ銀行カードローンのクチコミ・評判」

男性 60歳~64歳
審査が割合スムーズに通り、良かった。
営業マンが親切丁寧だった。
使い始めたのがだいぶ前だったため、詳しいことは覚えていないが、利用できるまで、割合早かった気がする。
もうちょっと金利が安いと助かるのだが。
返済期日は、24時までなので、忘れていた時など大変助かる。
安心して利用できるので、これからも長く利用したい。
みずほ銀行のATMを、地方でも持った増やした欲しい。
返済に利用できるATMが、極端に少ない。

引用:Yahoo!ファイナンス「みずほ銀行カードローンのクチコミ・評判」

審査に関しては「審査後スムーズに借入できた」という声が多く、およそ2〜3日程度で結果が出るケースが多いようです。

ただし、「審査がゆるい」という表現は正確ではありません。

みずほ銀行カードローンの審査は、他の銀行系カードローンと同様に、一定の基準を満たす必要があります。

多くの利用者が評価しているのは、審査の速さと低金利での借入が可能な点です。

「みずほ銀行の口座を持っていたため、審査が早く完了した」という声や、「金利が想像していたよりも低めだった」という感想が見られます。

また、Web申し込みの利便性も高く評価されており、「来店せずにWebで完結するのがうれしい」「24時間申し込み可能で便利」といった意見が多く寄せられていました。

総合的に見ると、みずほ銀行カードローンは「審査がゆるい」わけではありませんが、安定した収入がある人・他の借入が少ない人にとっては、低金利で利用しやすいカードローンであると言えるでしょう。

特に、みずほ銀行の既存顧客にとっては、手続きの簡便さや審査のスピードの面で有利な点が多いようです。

ただし、ATMのシステム不具合に関する声も一部あるようです。

しかし、カードローン自体の利便性は評価されており、多くのユーザーが満足していることがわかります。

みずほ銀行カードローンの悪い口コミを紹介!ATMの利便性向上を求める声が多かった

悪い口コミでは、「利用できるATMが極端に少ない」「みずほ銀行のATMシステム入替えによるストレスがあった」等、ATMの不便さについての意見が寄せられていました。

男性 20代 会社員
みずほ銀行の普通口座の解約をしました。誠実さに欠ける銀行だと感じ、信用できなくなったからです。
具体的には、
・「システム障害のためATMを含むすべてのお取引ができません」ということが度々あり、その度に迷惑を被ったこと。
・窓口でも電話口でも、いままでお世辞にも態度が良いとは決して言えない対応だったこと。

引用:お金借りる?

また、2021年2月28日に発生した大規模なATM障害の影響も見受けられました。※

ただし、これらの不満は個々の状況や経験に基づくものであり、すべての利用者に当てはまるわけではありません

このシステム障害に対し、みずほ銀行は再発防止に向けた対策について公表しています。

主な再発防止策の実施状況
MINORI(新勘定系システム)および関連システム全体のバランスのとれた安定稼働とレベル向上
お客さま目線の変化等を踏まえた態勢やサービスレベルの向上

引用:みずほ銀行におけるシステム障害の再発防止について

みずほ銀行は約200項目にわたる改善策を実施した結果、現在ではATMシステムの安定性と信頼性は向上しています。

今後も利用者のニーズに応えるためのサービス向上が期待できるため、安心して利用できる環境が整いつつあると言えるでしょう。

これからもみずほ銀行は信頼性を高め、より良いサービスを提供していくことを目指しています。

※参考:東洋経済ONLINE|みずほ「大規模ATM障害」に残された2つの疑問

みずほ銀行カードローンに審査落ちしない人の特徴は安定した収入源がある

みずほ銀行カードローンの返済能力の証明に必要な3要素

みずほ銀行カードローンの審査に通過できる人には、共通した以下のような特徴があります。

  • 継続的な収入があり勤務の証明ができる
  • 過去にローンやクレジット契約の支払いを遅延していない
  • 他社借入件数が3件以下で年収の1/3よりも借入額がない

上記3点の条件を満たしている方は返済能力が高いと判断されるため、審査に通過する可能性が高くなります。

ただし、個々の状況によって結果は異なる場合があるため、事前に自身の財務状況を確認し、必要に応じて改善することが賢明です。

みずほ銀行カードローンは責任ある借入れを重視しているため、上記の特徴は健全な財務管理の指標とも言えるでしょう。

決して「みずほ銀行カードローンの審査はゆるい」という意味ではないということを念頭に置いておきましょう。

この項では、これらの特徴について1つずつ詳しく解説します。

継続的な収入があり勤務の証明ができると審査難易度は下がる

収入の安定と不安定を比較した棒グラフ

みずほ銀行カードローンの審査では、重要なポイントとして毎月安定した収入があるかが確認されます。

カードローンの返済を毎月確実に行うために収入が安定していることが求められるからです。

審査はゆるいことはなく、継続的な収入があるかどうかが重要視されます。

フリーランスで高額な収入を一時的に得ている人と会社員として毎月一定の収入を得ている人を比べた場合、一般的には会社員の方が審査で有利になります。

みずほ銀行では申告した勤務先で実際に働いていることを証明するために在籍確認が行われます。

在籍確認とは

カードローンの審査にあたり、申告のあった勤務先の情報に間違いないか確認する作業を「在籍確認」と呼びます。
電話での在籍確認の際、会社へはカードローン会社の名前を名乗ることはありません。
個人名で電話をすることから、通常カードローンの審査であるとばれることはないです。
これまでは勤務先に電話して行うのが一般的でしたが、近年は書類確認のみで電話連絡での在籍確認を原則行わないカードローンも増えてきています。

在籍確認は勤務先に電話をかける形で行われ、本人が電話に出るか同僚が在籍を確認できる発言をすれば問題ありません。

電話に出られない事情がある場合は、審査時にみずほ銀行のコールセンターへ連絡して対応を相談するとよいでしょう。

「会社に電話が来たらやばい!」と思っている方には、利用者のプライバシーを考慮した在籍確認を行っているレイクがおすすめです。

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レイクの審査では、電話連絡が原則ないことの他に「申込後最短15秒審査」「幅広い年齢層に対応している」「パート・アルバイト、自営業の方でも申込み可能」といった特徴があります。

また、1秒診断サービスを利用すれば事前に借入可能性を確認できるので、安心して申し込めます。

利用者の状況に寄り添い、適切な審査を通じて必要な時に必要な金額を借りられる可能性が高いカードローンのため、下記でレイクの詳細をチェックしてみてください。

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※電話での確認はせずに書面やご申告内容での確認を実施

過去にカードローンやクレジット契約の支払いを遅延していない

みずほ銀行に限らず、カードローンの審査を行う際は、信用情報機関※に過去のローンやクレジットの取引記録が照会されます。

このとき、以下のような金融事故の記録が見つかると、審査に通過することはできません。

・3ヵ月以上、もしくは61日以上の返済延滞
・強制解約
・債務整理(任意整理・民事再生・自己破産)
代位弁済

※信用情報機関とは

加盟する会員会社からローンやクレジットなどの取引情報(信用情報)を収集し、審査時に提供する機関です。

俗に「ブラックリストに載ってしまってカードローンを契約できない」と言われることがあります。

カードローンにて「ブラックリストに載ってしまって契約できない」というのは、信用情報機関に金融事故の情報が記録されてしまったため、審査に通らない場合を指します。

金融事故を起こしていると、「きちんと返済してもらえないかもしれない」と疑われることになります。

金融事故を起こしてしまったという情報は、信用情報機関から5年間は削除されません。
その期間に申し込んでも、審査に通らないので十分に注意して下さい。

このような状況に陥らないためにも、カードローンやクレジットの返済は、きちんと行うようにしましょう

なお過去に金融事故を起こしていたか不明である場合は、信用情報機関に本人から照会をかければチェックしてもらえます。

情報開示の方法は、各信用情報機関の以下公式サイトで確認して下さい。

他社借入件数が3件以下で年収の1/3よりも借入額が少ないと審査に通りやすい

みずほ銀行カードローンの審査では他社からの借り入れが多いと通過しにくくなります。

これは、他社からの借り入れが多いほど、新たな借金の返済能力に不安があると判断されるためです。

審査では他社からの借入件数や借入額がチェックされ特に3件以上の借入れがあると審査に通過するのは難しくなります。

具体的な基準は公開されていませんが、過借入件数が多いほど審査が厳しくなることがわかります。

借入残高がある者に関する登録人数の割合(2024年10月)
借入件数 登録人数 割合
1件 677.1万人 63.3%
2件 242.8万人 22.7%
3件 98.2万人 9.17%
4件 37.0万人 3.46%
5件 15.0万人 1.40%
合計 1,070.4万人 100.0%

※参照元:「統計情報 |日本信用情報機構(JICC)指定信用情報機関」(2024年10月末現在)

さらに、借入総額が年収の1/3を超えるとほぼ審査通過は難しいとされています。

他社からの借り入れが多い場合は、まずはまず現在の借金を減らすことが先決でしょう。

ただし、大きな金額の借り入れを検討したい場合は銀行カードローンはおすすめの方法といえます。

銀行カードローンは総量規制※の対象ではなく、借入金額の影響を受けにくいからです。

※総量規制とは
過剰な貸付を抑制するため、年収の1/3以上の貸付を禁止する貸金業法上の法律です。
貸金業法の対象者は貸金業者(消費者金融)なので、消費者金融のカードローンが対象となります。銀行は対象ではありません。

借入金額に関して不安なら銀行カードローンを選択肢の一つにすることをおすすめします。

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500万円 年2.0%~14.0%※

※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

みずほ銀行カードローンの貸付額は2018年以降落ちているので審査は甘くない

冒頭でも紹介しましたが、みずほ銀行カードローンの貸付残高※は以下の通り昨今減り続けています。

2021年3月時点 360億円
2022年3月時点 340億円
2023年3月時点 340億円

この傾向は、みずほ銀行カードローンに限った話ではありません。

全銀協の資料をみると※銀行カードローン全体で、カードローン残高の減少が分かります。

同資料によれば、全国銀行における令和元年9月末の残高は4兆2,432億円で、平成30年9月末から3.3%減少しています。

この減少傾向は、平成29年3月に全銀協が「銀行による消費者向け貸付けに係る申し合わせ」を公開してから見られるものです。

この資料では、銀行カードローン残高が増加していた状況を受け、審査体制の整備を徹底するとしています。

この取り組みが進んでいることから、銀行カードローン全体で貸付残高が減少しているのです。

みずほ銀行もこの流れに沿い、審査が厳格化されているため審査が厳しい傾向にあります。

※参照元:みずほフィナンシャルグループ:補足説明資料2024年度決算

みずほ銀行の貸付残高は減っているが大手消費者金融と同程度

大手消費者金融のカードローン広告は、テレビなどでよく見かけます。

このことから大手消費者金融は、顧客の獲得に積極的といえるでしょう。

実際大手消費者金融は、即日融資や無利息期間といったサービスを設け、多くの顧客を集めています。

そのため銀行カードローンと比べ、「消費者金融の方が積極的で借りやすいかも」という印象をもつ人も少なくないでしょう。

ただ、みずほ銀行カードローンの貸付残高※をみると、大手消費者金融と比べ決して少なくないことがわかります。

みずほ銀行 3,900億円
レイク 3,900億円

つまりみずほ銀行カードローンは、審査体制を整備し貸付を抑制しながらも、レイクとほぼ同程度の貸付を行っているのです。

貸付残高が減っているという事実だけをみて、「みずほ銀行カードローンは借りにくいかも」と諦める必要はありません。

返済能力があり、かつ他社借入が少ないなど、審査に通過しやすい条件を満たしていれば審査に通過する可能性があると言えます。

みずほ銀行カードローン概要
金利(実質年率) 年2.0%~14.0%
※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。
引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
利用限度額 10万円~800万円
借入可能なコンビニ セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート(イーネット)
最小返済額 2,000円~
審査時間 最短当日
返済期日 -
パート・アルバイトの利用 -
専業主婦(夫)の利用 不可
学生の利用 可能
申込条件
  • 契約時、満20歳以上満66歳未満の方
  • 安定かつ継続した収入の見込める方
  • 保証会社の保証を受けられる方
  • 永住許可を受けている方(外国人の場合)
必要書類 本人確認書類(運転免許証など)
※仮審査の結果ご利用限度額が50万円超となった場合には、追加でご本人の年収が確認できる書類の提出が必要
※インターネットでお申込の場合は、仮審査の結果が50万円以下のご利用限度額でのご契約を希望の場合は不要

※参照元:みずほフィナンシャルグループ:補足説明資料2024年度決算
 レイク:四半期データブック2025年3月期

みずほ銀行とソフトバンクが共同出資のジェイスコアは貸付残高が増加傾向

みずほ銀行とソフトバンクが共同出資して設立した貸金業者に、ジェイスコアがあります。

ジェイスコアでは、顧客情報をAIによってスコア化し貸付の可否を判断します。

またジェイスコアを運営する株式会社ジェイスコアは、みずほ銀行の連結子会社です。

みずほフィナンシャルグループの資料※をみると、ジェイスコアの貸付残高は増加傾向にあり積極的に貸付を行っていることが見受けられます。

ただし2023年3月時点での貸付残高は約340億円で、みずほ銀行カードローンの貸付残高には遠く及びません。

みずほ銀行カードローンが必ずしも顧客の集客に消極的ではないため、審査もゆるいわけではないことがわかるでしょう。

あくまで審査体制を強化しているだけであって、カードローンの顧客を集めたくないわけではありません。

※参照元:みずほフィナンシャルグループ:補足説明資料2024年度決算

みずほ銀行カードローンの申し込みから借り入れまでの流れ

みずほ銀行カードローンの申込から借入までの流れのフローチャート

みずほ銀行カードローンを申し込むときは、申し込んでからお金を借りられるまでの流れをあらかじめ把握しておきたいところです。

この流れを理解しておけば、スムーズに手続きを進められるようになります。

みずほ銀行カードローンの申し込み方法は、以下の5通りです。

パソコン オンラインで申し込む方法です。
24時間受け付けています。
スマートフォン 専用のスマートフォンサイトで申し込む方法です。
申し込みの流れは、パソコンと同じになります。
郵送
メールオーダー
専用の申込書を郵送して申し込む方法です。
みずほ銀行の普通預金口座を持っている方のみ選べます。
電話 みずほ銀行カードローン専用ダイヤルに電話して申し込む方法です。
受付時間は平日9時~20時までとなります。
店舗 お近くのみずほ銀行へ行って窓口で申し込む方法です。
受付時間は窓口と同じく平日9時~15時までとなります。

上記の表のうち、手続きが特に簡単な、パソコン・スマートフォンを使った申し込みの流れを紹介します。

その他の方法でも、おおよその流れは変わりません。

【STEP1】
専用サイトへアクセス
パソコン・スマートフォンの専用サイトへアクセス
【STEP2】
申込フォームに情報入力
専用サイトにある申込フォームから、必要項目を入力
【STEP3】
審査
みずほ銀行と保証会社による審査が行われる
※申込内容に関し、保証会社から問合せがある場合があるので注意
※連絡が取れないと申し込みが取り下げられる可能性あり
【STEP4】
審査結果の連絡
審査結果の連絡は、入力したメールアドレス宛に送付
【STEP5】
審査完了後の手続き
・みずほ銀行の口座を持っていない場合
オンラインで口座開設手続きを行う
・みずほ銀行の口座を持っている場合
「必要書類登録用URL」が記載されたメールが届く
メールの内容に従い、必要書類を提出する
【STEP6】
契約完了後
カードローン口座の開設が完了、入力したメールアドレス宛に連絡が来る
その後、自宅宛てに「契約内容確認書」が送付される
【STEP7】
借り入れ
・キャッシュカード兼用型を選択した場合
キャッシュカードを使い借り入れが可能になる
・カードローン専用型を選択した場合
カードローン契約の手続きが完了してから1~2週間で専用カードが届くため、
専用カードを使い、ATMなどで借り入れが可能。
※カードローン口座から普通預金口座へ、希望の融資額を振込で入金することも可能

みずほ銀行カードローンを利用するには口座開設や在籍確認が必要

みずほ銀行カードローンを利用するためには、みずほ銀行の普通預金口座を持っているか開設する必要があります。

振込で借り入れを行う場合も、他行の口座を指定することはできません。

口座開設が必要なため、手続きに多少の手間や時間がかかることがデメリットといえます。

手続にかかる手間や時間をなくしたいなら、口座開設不要の借入先を選ぶとよいでしょう
銀行 おすすめポイント 口座開設の要否 金利
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条件を満たせば
金利最大年0.6%引き下げ!
年2.49%~14.79%
セブン銀行
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セブン銀行ATMの
手数料0円!
12.0%~15.0%
みずほ銀行
金利が低めで
負担が少ない!
年2.0%~14.0%※

※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
みずほ銀行カードローンでは申し込みと同時に口座開設する場合、みずほe-口座で開設されることになり通帳は発行されません。

取引の確認やカードローンの借り入れや返済手続きはみずほダイレクトにて行われることになります。

みずほ銀行カードローンの審査は最短で翌営業日まで時間がかかる

みずほ銀行カードローンの審査は、申込方法によって以下の通りかかる時間がかわります。

パソコン・スマートフォン 翌営業日以降
店頭 来店の翌々営業日以降
郵送 申込書類の到着後、翌々営業日以降
電話 申込受付後、翌々営業日以降

ご覧の通り、できるだけ早く融資を受けたいのであれば、パソコンやスマートフォンでの申し込みがおすすめです。

反対に郵送の場合、書類の到着までにかかる時間が他の方法より余計にかかってしまいます。

また消費者金融のカードローンと異なり、みずほ銀行カードローンは即日融資ができないので注意して下さい。

今すぐお金を借りる必要がある際は、残念ながらみずほ銀行カードローンは選べません。

それから、みずほ銀行カードローン申込と同時に口座も開設する場合、カードの到着まで以下の時間がかかります。

キャッシュカード兼用型の場合 3~4週間
カードローン専用型の場合 1~2週間

そのため上記期間の間は、カードを使ってATMでお金を借りいれることはできないので、注意しましょう。

みずほ銀行の住宅ローン利用で金利が0.5%下がる

カードローンを利用するときは、金利が低いほど、支払う利息をおさえることができます。

みずほ銀行カードローンの金利は、年1.5%~14.0%です。

みずほ銀行の住宅ローンを利用しているとカードローンの金利が年0.5%引き下げになります。

その分だけお得に使えるので、住宅ローン利用者の方は検討するとよいでしょう。

なお、住宅金融支援機構融資や一部提携住宅ローンは、金利引下げの対象とはならないので注意して下さい。

また、この金利引下げを利用できるのは、カードローン契約点で住宅ローンを利用する場合に限られるので注意して下さい。

他に支払う利息を節約する方法としては、一括返済・繰上げ返済があげられます。

一括返済 残りの借入残高を全て返済する方法
繰上げ返済 借入残高未満の金額を任意のタイミングで返済する方法

返済期間を短くすることで、その分利息が発生する期間を短くすることが可能です。

支払総額を減らしたいときは、一括返済や繰上げ返済を検討するとよいでしょう。

みずほ銀行カードローンの審査に関するよくある質問

みずほ銀行カードローンの審査に関するよくある質問についてまとめたイラスト

この項では、みずほ銀行カードローンの審査に関してよくある質問を解説します。

Q.カードは申し込みからどれくらいで届く?
Q.返済日に入金が間に合わなかったらどうなる?

キャッシュカードが手元に届くまでにかかる期間は口座開設から3~4週間、カードローン専用型は1~2週間です。

返済日に入金が間に合わなかった場合、カードローンは利用停止となってしまいます。

支払いが遅れると信用情報に悪影響を及ぼす可能性があるため、返済スケジュールをしっかりと計画することが大切です。

次項から、上記2点についてそれぞれ詳しく解説します。

みずほ銀行カードは申し込みからどれくらいの日数で届く?

キャッシュカードは手元に届くまでにかかる期間は口座開設から3~4週間、カードローン専用型は1~2週間です。

カードが届くまでの期間はATMからお金の借り入れができないので注意して下さい。

ローンカードは、みずほ銀行ATMや提携するコンビニATMなどで、お金の借り入れや返済をするときに必要です。

みずほ銀行カードローンで選べるローンカードには、以下の2種類があります。

キャッシュカード一体型 みずほ銀行の普通預金口座用に使うキャッシュカードと一体型のタイプです。
普通預金口座用のキャッシュカードを、そのままローンカードとしても利用できます。
カードローン専用型 カードローンだけに使えるタイプのローンカードです。

オンラインバンキング「みずほダイレクト」を利用し、みずほ銀行カードローンの融資をみずほ銀行の口座へ振り込んでもらうことも可能です。

みずほ銀行の口座へお金を振り込んでもらった後、自分の別の銀行口座へ出金し、お金を引き出す方法もあります。

しかしコールセンターに問い合わせたところ、みずほダイレクト用のカードが手元に届き使えるまで2週間程度かかるとのことでした。

この方法を使ったとしても、消費者金融カードローンのように申し込んですぐお金を借りられるわけではありません。

みずほ銀行の返済日に入金が間に合わなかったらどうなる?

みずほ銀行カードローンの返済日は毎月10日です。

返済日には、みずほ銀行普通預金口座から返済額が引き落とされます。

その他、ATMやみずほダイレクトから、繰上げ返済・一括返済を行うことも可能です。

万が一、返済日に口座の残高が足りなかった場合は、カードローンの利用が停止となってしまいます。

さらに、返済日の翌日から年19.9%の遅延損害金が発生してしまうので注意しましょう。

遅延損害金の計算方法は以下の通りです。

遅延損害金=借入残高×遅延損害金利率÷365×延滞日数

これを踏まえ、たとえば100万円を1ヵ月(30日間)返済できなかった際の遅延損害金は以下の通りです。

100万円×19.9%÷365×30=16,356円

借入残高がもっと多かったり、返済できない期間が長かったりしたら、遅延損害金が膨れ上がることになります。

さらに返済が滞ってしまうと、以下のようなデメリットも生じるので特に注意が必要です。

  • 銀行から督促を受ける
  • 一括返済を求められる
  • さらに返済が遅れれば、裁判所に訴えられ財産の差し押さえなどが実行される
  • 返済遅延が60日以上もしくは3ヵ月以上続くと、信用情報機関に金融事故として登録される(他のローンやクレジットの契約ができなくなる)

このようなデメリットを受けないようにするためにも、きちんと返済は行うようにしましょう。

万が一、返済が間に合いそうにない場合は、早めにみずほ銀行のサポートセンターへ相談することをおすすめします。

返済の相談にのってくれるので、裁判所に訴えられるなどの最悪の事態は避けやすくなるためです。

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